【レポート】10/24(土) 野鳥の巣箱づくりと積み木づくり
秋が深まるにつれて、またコロナウイルスが勢いづいてきたりして、なにかと世の中が騒がしい今日この頃、たいへん遅くなりましたが、10/24(土)に開催した「野鳥の巣箱づくりと積み木づくり」のご報告です。
まずは秋の気配が強まるセラパークの里山の散策しました。
今回は3歳のきのこ博士とお母さんが参加してくれました。
雨上がりの湿り気の残る散策路、落ち葉やドングリ以外にいろいろな種類のきのこを見ることができました。
一般駐車場の北側の入口から入って、尾根沿いに進み、最後は展望台にのぼる散策コース。
普通なら30分程度で歩くことができるコースですが、1時間以上をかけて、じっくり地面を見ながら散策しました。
きのこ博士に、たくさんのきのこの種類を教えてもらいました。
そして施設に戻ってきてからは、野鳥の巣箱をつくりました。
巣箱の入口は、ちょうどシジュウカラが入ることのできる大きさです。
シジュウカラは小柄な割に大食漢で、1年間に12万5千匹の毛虫を食べるともいわれています。
かつてマイマイガが大量発生した時には、里山の木々の葉が大量に食べつくされました。里山の生態系を守るうえでも、人気物件の巣箱をつくりたいところです。
きのこ博士の巣箱は、大好きなきのこのデザインになりました。
また、今回は木の積み木の仕上げ作業も行いました。
積み木の角を一つ一つ丁寧にヤスリがけをして、優しく温もりのある形に仕上げます。
面白いかたちの積み木を積み上げると、さらに面白い形になります。
今回の巣箱づくりは、翌日も開催し、全部で7個の巣箱が完成しました。
これから敷地内に設置して、次回のあそび隊では設置された場所を見て回りたいと思います。
巣箱はこれから冬になって雪が降ると、シジュウカラが雪を避けるために中に入ります。
そして、その家が気にいると、来年の春には巣作りが始まります。
巣の中には、敷地内の湿地で集めた水苔で、ふかふかのベッドがつくられます。
来年の4月~5月頃、ひなに餌を運ぶシジュウカラの姿を見たいですね。
では、次回をお楽しみに。