【ご報告】セラパークあそび隊!里山のいま
4月に再開したセラパークあそび隊!が、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、5月の開催が中止、さらに岐阜県の「まん延防止等重点措置」の延長に伴い6月も引き続いて開催が中止となってしまいました。
5月と6月のあそび隊!の参加を楽しみにしていただいていた皆さまには、誠に申しわけございませんでした。何とか7月には再開できるように準備してまいります。
さて、人間社会は新型コロナ感染症のために、さまざまな活動が停滞していますが、セラパークの里山の自然は着実に夏に向けて変化しています。
まず、4月のあそび隊!で使用した谷の周辺は、この2カ月で樹木の葉が大いに茂りました。
2カ月前は、橋から谷を見下ろしたとき、地表に咲くハルリンドウの青い花が確認できましたが、今は生い茂ったシデコブシの葉が地表を隠しています。
5月にはいくつかのササユリが咲きました。ここ数年、除草作業をしていただいているシルバー人材の皆さんに、ササユリの芽を切らないように協力いただいてきた成果が少しづつ出てきました。
また、気温が上がるにつれて、虫やトカゲなどの生き物が活発に動き始めました。
ここ最近、警備のおじさんが夜間の施錠作業の途中で、数匹のクワガタムシを捕まえてくれました。
この里山でよく見かけるミヤマクワガタ、コクワガタに加えて、ここでは今まで見たことが無いネブトクワガタやノコギリクワガタ(昨夜虫ケースから脱走!)を採集できました。
4月のあそび隊!の時に見つけたギフチョウの卵は、幼虫になり、元気にカンアオイの葉をむしゃむしゃ食べています。
天気のいい日の日中にはニホントカゲやカナヘビが気持ちよさげに日向ぼっこしている姿も見るようになりました。(ニホントカゲは、今年初めて飼育に挑戦しています。)
あと先日は1mほどのアオダイショウにも遭遇しました。
以上、いろいろ賑やかなセラパークの里山です。
7月のあそび隊!は7月24日(土)の開催予定です。
セラパークで間伐した樹木の枝をナイフで削って、何かつくりたいと思います。
先日、モリノスでナイフの使い方を教わりながら作ってみたました。
(いちおう犬です。)
今日で岐阜県が「まん延防止等重点措置を実施すべき区域」から除外される見通しです。7月にあそび隊!を再開できることが楽しみです。
では、詳細は後日お知らせいたします。 セラパークあそび隊!でお会いしましょう。