木っ端工作のバリエーション②木っ端と異素材でアート!
今週末のワークショップのインフォメーションその2です。
木っ端工作というと、適当な端材を集め、それを貼り合わせてハイ、完成!という大味なイメージをお持ちでないでしょうか?手軽な反面、作品のクオリティを高めるのは少し難しい。そんなイメージがありませんか?
でも実はちょっとしたヒントやアイテムの追加で、誰もが手軽にアートな作品を生み出すことができる木っ端ワークショップになるのです。
その方法とは、木っ端に「異素材」を組み合わせること。
たったそれだけで、茶色で平凡に見えた木っ端がきれいに見えたり、カッコよく見えてきたりするのです。
釘
ねじ、ビスが接合の主となる昨今、釘は業界でも存在感が薄らいでいます。しかし、ことワークショップの現場で、釘はなかなかなマルチタレントぶりを発揮するのです。特に黒い丸頭のふすま釘が2本あれば、木っ端に命を吹き込むことができます。
さらに、2つの部材をとめるとき、部材に少し大きめの穴をあけておけば、くるくる回る人形の手や動物のしっぽなんかも簡単に作れます。動きの表現も釘1本でできるのです。可動部や見た目のアクセントが欲しいときは釘を使い、動かないように固定したい部分には木工用ボンドを使うと、色々な木っ端アイテム、キャラクターが作れます。
ヒートン
可愛く造形した木っ端たち。紐を取り付ける金具(ヒートン)をねじ込めば、かわいい木っ端のキーホルダーやペンダントヘッドが作れます。リング(二重環)も組み合わせることで用途の幅はさらに広がります。
やわらかゴム
髪をまとめるヘアゴム飾りに木っ端アートを使うこともできます。磨いた木っ端に穴をあけてやわらかゴムを通すだけ。簡単に実用的な小物が完成します。お弁当箱のふたをとめるバンドなんかにも良いかもしれません。
21日のワークショップでは、上述のような木っ端をアートに変える「異素材」もふんだんに用意しました。当日はぜひ、色々なアイデアを素敵な作品に変えていって下さい!(まえの)