【レポート】4/24 セラパークあそび隊! 森のあそび場
先日の4月24日土曜日、セラミックパークの森のなかにあそび場を作りました。そのレポートです。
あそび場の場所はこんなところ
あそび場のフィールドはセラパの駐車場の目と鼻の先。谷あいに小さなせせらぎが流れている、なだらかな森の傾斜地です。もともとここはシデコブシの保全地にもなっているため、下草の手入れはきっちりされており、心地よい木漏れ日の差し込む森になっています。
とはいっても、人が遊ぶための整備や設備は何もありません。
考えようによっては「どうやって遊べばいいの?」という場所です(じっさい、遊びに見えた方も受付時のひとこと目は「ここでどうやって遊ぶの?」でした)。
でも、森があって、せせらぎがあって、森の手入れで切った枝木がそこかしこにあります。ちょっと工夫したら、いろいろな遊びができそうな森です。
たき火をしてたら通報されました
朝1番にやったのは、受付の目印にするため白いビニールシートでタープを張ったこと。そのあと、森で描いた絵やあそび場の約束ごとなどを森に吊り下げられるように、ロープにクリップを取り付けて森に吊るしました。上の写真の右端のちっちゃなテントは、遊びに来た方が親子で作った秘密基地です。こんな感じに、いっさいがっさい手作りですが、なんだか楽しい感じになってきました。
事前に消防署に確認を取り、申請もしておいたため、この日はファイヤースポットを作ってたき火もしました。
この日は「たき火がしたいから、そのために来ました!」というスタッフが、ずーっと火に付きっ切りでたき火の見守りをしてくれていました(ただの火遊びとも言えますが)。
たき火は遊びに来てもらった子ども達にも好評で、みんな木をくべてみたり、マシュマロを焼いて食べたり。大人たちは沸かしたお湯でコーヒーを入れたり。思い思いに楽しんでいました。
・・・が、橋の上を通る人達からすると、不審者集団にも見えたようで、セラミックパークに「焚火してるけどいいんですか?!」的な親切な電話があったようです。このあたり、こちらも事前の準備と配慮が足りていませんでしたので、次回の反省点にしたいと思います。写真の貼り紙を通報後に急いで作って掲示しました。
森での遊び方、過ごし方はそれぞれに
今回、あそび隊の方でも、いくつか遊びのヒントは用意していましたが、森のなかでは、それぞれに自由に過ごしてもらいました。
この時間になったら、こんなイベントしますとか、ワークショップをしますというのは無く、森で過ごしている中で、タイミングが合えばネイチャーゲームを楽しんだり、一緒にモノづくりをしてみたり。こんなゆるゆるした森のすごし方を月に1回続けて行きたいと考えています。
次回は5月22日(土)です
次回の「森のあそび場」は5月22日(土)10時~15時にオープンします。どうぞお気軽に遊びに来て下さい!
森のあそび場の約束ごと
森のあそび場は「シェア」の考えをベースに、森を共有する人たちが心地よく過ごせる場づくりを目指しています。また、このあそび場は貴重なシデコブシの保全と森の活用を両立しながら取り組む必要があります。
フィールド保護の観点より、一般のキャンプ場のようには使えないこともあります。
(例えば、たき火ができるのは設置されたファイヤーピットのみなど、やれることに制約があります。)
あそび場の利用の際にはいくつか守ってほしいことがありますので、参加する前に1度「あそび場のやくそくごと」をご確認ください。