セラパークあそび隊!

目指すのは、みんなが楽しくあそべるセラミックパーク

あそび場づくりの準備が始まりました(その3)

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ほぞ穴をあける機械、角鑿盤(かくのみばん)。

前回、丸穴をあけた柱材たち。

今度はこれらを組むための「ほぞ穴あけ」をしていきます。

 ほぞ穴の特徴は、こんな感じの四角い穴があくこと。ほぞ穴をあける角ノミ盤という機械は、箱型の四角いキリの中で、ドリルがぐるぐる回っています。木にドリルでぐりぐり穴をあけたら、その四隅を四角いキリがズコンと落ちてきてカドを落とします。けっこう乱暴な仕組みです。

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この四角い穴がほぞ穴

木組みの家や家具などは、このほぞ穴に接合部を差し込んで組立てます。この接合部分のことを「ホゾ」と呼びます。このホゾの種類にも、2枚ほぞや小根付きほぞ、楕円ほぞに地獄ほぞなど、色々なものがあるのですが、今回はシンプルに「平ほぞ」で設計しています。

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角ノミの穴の隅には木くずが残るため、今度は手ノミで底を掃除します。

ほぞ穴の中をキレイにしたら、ほぞ穴あけは終了です。今度は、ここに差し込む「ほぞ」を作っていきましょう。こちらもなかなかに細かい作業です。

(まえの)